才能の原型チェック

『自分の才能の見つけ方』 才能の原型診断

診断結果

  1. 1位 アーティスト

    この原型を持つ人は、高い芸術的感性を持っています。
    彼らにとって、音楽、演劇、ダンス、絵画、映像、そして食やファッションにいたるまで、
    芸術の域に高められるものは大切な意味を持ちます。
    彼らにとって芸術は生きる糧であり、文字通りに尽きぬ情熱の対象です。

    すでにこれらの分野で才能を発揮している人もいるでしょうが、ごく身近なところでその才能を使っている人もいるでしょう。
    なぜなら、彼らの芸術的感性は、考え方、生き方にも表れるからです。
    アートを職業にしていなくても、服装や家のインテリア、ライフスタイルなどにも彼らのセンスは光ります。

    アートには、人の感情を揺り動かしたり、感動させたりする力があります。
    そこに常に意識を向けている彼らは、鋭い感受性をもっています。
    それが彼らの独特な美意識につながっています。
    ただ、感性の方に偏りすぎると、神経質でピリピリした感じの人になってしまったり、
    アーティスティックな美意識を持たない人を下に見たりする傾向が出たりします。

    この原型を持った人は、芸術以外の世界でも、たくさん活躍しています。
    ビジネスをアートにしてしまったスティーブ・ジョブズ氏は、人々を熱狂させる力を持っていました。
    新しい製品が出る数日前からテントを張って、お祭りになる会社は、アップル以外にあるでしょうか。

    アートは、他の才能とかけあわせることで、驚異的な実績を生み出すことができます。
    たとえば、お店をやっている人がアートの才能を持っていたとしたら、
    予算をあまり掛けずに、看板、店のレイアウト、壁紙などをリフォームするでしょう。
    お店に入ってきた人が、「オシャレだね」と思わず口にするような素敵な空間をデザインできるでしょう。
    あなたが、ふだんから服装や家のインテリアなどで人に褒められている場合、この才能を持っている可能性があります。
    小物を集めたりするのが趣味の場合もそうです。
    その才能をもっと日常生活に使ってください。

  2. 2位 革命家

    この原型を持つ人たちは、現行の体制、システム、慣例などに不満を持ち、それらを破壊、あるいは改革することに情熱を燃やします。
    先進国では、本来の意味での革命家はいなくなりましたが、ビジネス界、教育界、政界、アートの世界での革命家はたくさんいます。

    それぞれの分野で革新的な業績を出している人たちは、この原型を持っています。
    彼らは、これまでの業界の常識にとらわれることなく、
    全く新しい視点で、ビジネスモデル、プレゼンテーション、サービス内容などで、人があっと驚くようなことをするのが大好きです。
    “革新的”という言葉は、彼らのためにあるようなものです。
    逆にいうと、人と同じことをするのが大嫌いで、みんなと同じ生き方は恥ずべきものだと思っています。
    また、現行の体制を壊すことにエネルギーがいっているので、構築することや人間関係をうまく行かせることは苦手だったりします。

    このタイプの人が組織にいると、その体制をひっくり返して、新しいものを生み出すきっかけを作ることが出来ます。

    しかし、このタイプが新しい組織のリーダーになれるかというと、必ずしもそういうわけではありません。
    世界の歴史でも、革命家がそのまま国のリーダーになるより、その革命家の次のリーダーの方が優秀なケースが多いようです。

    あなたが革命家の原型を持っている場合、ただ壊すのではなく、
    そのあとの創造のステージをつくれる仲間と一緒に仕事することを意識してください。

  3. 3位 商売人

    何でもビジネスに結びつけるのが得意な人の原型です。
    彼らは、何をやっても、何処に行っても、お金をどうやって稼ぐかを常に考えています。
    そして、とても上手にお金を稼ぎます。
    儲け主義でそうなる人もいますが、一方で世界をお金という観点から見ている人もいます。

    彼らは、どうやってお金というエネルギーを動かすかに興味があり、それが人の役に立つかとか、生きがいがあるかとかは、二の次です。
    何をやっていても、それをどうやってお金儲けにつなげるのか考えています。
    普通の人からは、この原型を持つ人たちは「せちがらいなぁ」とか、「ずるいなぁ」と思われがちです。
    しかし、今の世界は、お金が流れることで成り立っています。

    この才能を持っている人は、お金儲けをすることで、社会に貢献していると言えます。
    この才能と本当にやりたいことが、かけ算されると、ライフワークが誕生します。
    この才能を持っている人は、他の人がお金を作り出すサポートも上手にできます。

    気をつけなければいけないのは、世間の人があなたのように何でもお金に換算するわけではないということです。
    たとえば、デートに行って6000円のディナーを食べている時に、
    「この原価率は、だいたいこれぐらい、だからお店の儲けはこんなもんだなぁ」とつい計算してしまうのは、
    あなたにとっては、息をするぐらい当たり前のことでも、相手がひいてしまうのは間違いありません。

    このタイプの人は、美学を持つことをおすすめします。
    ただ儲けたいというだけではなく、何のために儲けるのかという目的がはっきりしていると、まわりは納得しやすいからです。
    お金を儲けることに美学をかけ算させることで、あなたは尊敬を得ることになるでしょう。

  4. 4位 起業家

    起業家は、自分のアイデアを形にすることに喜びを覚える人で、他人の指図で動くことを嫌います。
    絶えず新しい価値を生み出し、自分がその創造の中心でいることが大好きです。
    いろんなことをゼロから立ち上げるのが得意ですが、ある程度自分がやってことが大きくなると、とたんに興味を失います。
    なぜなら、このタイプの人は、何かを生み出すことにワクワクしますが、成長させたり、管理することにあまり関心がないからです。
    彼らは、この才能をビジネスの分野だけでなく、非営利団体や教育、政治、アートの分野でも活かすことができます。

    彼らは、何もないところから、価値を生み出すことに情熱を注げるので、
    新しいプロジェクトを立ち上げるときには、絶対に必要な人種です。
    ただ、この原型を持つ人が組織にいると、立ち上げには強いですが、人の意見を聞かない傾向もあるので、
    同類が組織に複数いると、意見がまとまらなくなります。
    また、起業家は、ブルドーザーのようなぐいぐい前に出て行くエネルギーはあるのですが、
    その反面細かいことには意識がいかなかったりするので、誰と働くかでこのタイプの人のパフォーマンスは大きく変わってきます。

    彼らが、縁の下の力持ち、サポータータイプの人とタッグを組めば最強のチームができあがります。
    自分の才能を上手に補完してくれるタイプと共同作業することを心がけるといいでしょう。

    せっかくこの才能に恵まれても、スキルや他の才能がなければ、活躍することはできません。
    自分が活躍できるフィールドを見極めることが大切です。
    起業家×医療、起業家×外食、起業家×美容など、その才能を発揮させるフィールドが明確なら、才能は爆発的に開花していきます。
    逆に、専門分野がなければ、暑苦しいだけの人になってしまいます。

    自分が起業家タイプの才能を持っていると気づいたら、具体的な分野も定めましょう。
    そのためには、自分の他の才能をはっきりさせていくことです。

  5. 5位 科学者

    世の中で起きることをすべて、科学としてとらえる人の原型です。
    彼らにとっては、学ぶこと、研究することが第一の関心事で、世の中の動きやほかの人間にあまり関心がありません。
    目に見えないものを信じず、科学的なデータ、客観的事実をベースとして、人は考え、語り、行動するべきだと信じています。
    そのために合理的で、理性的な判断をすることが得意です。
    彼らは、大学や研究所の狭い世界に閉じこもりがちです。
    また、オカルトや感情で振り回されて生きている人を馬鹿にしているところがあります。
    人間関係も、幅広く付き合うと言うよりは、自分の専門分野の研究者とのみ付き合う傾向があります。
    融通のきかない頑なさもあります。

    彼らの持つ理論的に物事を整理したり、分析したり、語ったりする才能は、研究者になるだけでなく、いろんな分野で活用できます。
    科学者の原型を持ちながら政治家の才能を持つ人は、きわめて合理的に物事を判断して、
    巧みに根回しをしつつ、能率的に案件を処理します。
    地球環境を守るために必要な対策を順序立てて組み立てて、政府機関と調整するような仕事に手腕を発揮します。

    エンターテイナーの才能と組み合わせたら、
    科学をおもしろおかしく子供たちにプレゼンテーションするような楽しい大学の先生になれます。
    とかく感情に支配されがちなこの世界で、理論的な筋を大切にできる彼らは貴重な人材です。
    この才能を使ってビジネスをやれば、能率的なオペレーションマニュアルを作ったり、ビジネスモデルを発案することができます。
    ただ、会社などの組織では、「頭でっかち」「理論をこねくり回す」人として、ネガティブに評価されることもあります。
    昔から科学雑誌などが好きだった人は、この才能を持っている可能性が大です。
    また、友達におまえは理屈っぽいなと言われることがあったら、まさしくあなたにはこの才能があります。

    そして、その才能を上手に使える場所は、きっと見つかります。

  6. 6位 職人

    物をつくるのが、得意な人の原型です。
    実際の物づくりだけでなく、完璧を目指して何事にも手を抜かない気質を持っているひとたちです。
    彼らは、自分のイメージする理想の製品やサービスを作り出す際に、妥協することを嫌います。
    なぜなら、コストや能率よりも、美学を大事にしたいからです。
    また、筋を大事にしていて、曲がったことがきらいです。
    大もうけを狙うこともせず、コツコツ仕事を積み重ねるのが好きです。
    地道に自分の仕事を全うするのが生きる道だと信じています。
    なので、人間関係にはうとく、人に理解されないこともあります。

    彼らは、どんな世界にもいます。
    物づくりの職人はもちろんですが、音楽、文学、コンピューターのプログラムなどを作る人の中にも、この職人タイプはいます。
    この才能を持っている人は、自分の興味と組み合わせて、何を作るのか考えましょう。

    また、このタイプの人は、普通の人が感知できないレベルで細かさ、正確さを自分に課しています。
    そして、そのレベルをキープすることが、何よりも誇りになっています。
    自分の作るものやサービスを作品だと考えて、他の人が作ったものと違うものを目指します。
    自分のオリジナリティーを大切にしています。

    この原型を持っている人は、自分の中にある頑固なこだわりを認めてあげることです。
    「何でそこまでこだわるの?」と言われてしまうことが多いから、つい自分って間違っているのかなぁと思いがちです。
    でも、そのこだわりがあるから、消費者は、しびれるのです。
    工程が増える、コストも増えると行ったネガティブなこと以上に、その商品やサービスの価値を生み出していると思って下さい。

  7. 7位 エンターテーナー

    エンターテナーは、文字通り人を楽しませる人です。
    あなたが、宴会の2次会の司会をやったり、何か芸をするようによく頼まれるとしたら、間違いなくこの才能を持っています。
    歌、ダンスだけでなく、手品を人前で披露すること、笑わせるのが好きなコメディアンも、このエンターテナーに含まれるでしょう。

    エンターテナーの原型を持つ人は、人を楽しませることに生きがいを感じます。
    そんな楽しい性格の彼らは、よく人に好かれます。
    それは、一緒にいて楽しませてもらえるからです。
    彼らはサービス精神が旺盛で、自分が苦しくても、人を笑わせたり、感動させたりすることに意識が向きます。
    そのため自分を二の次にしてしまうところがあります。

    エンターテナーやコメディアンの原型を持っていると、人を楽しませることができる反面、人から軽んじられることもあります。
    その場にいる人たちが全員まじめな気持ちでいるのに、
    ひとり笑っていたり、歌ったり踊ったりしているので、ふざけていると思われがちです。
    このタイプの人は、子供時代、じっとしていなさいと怒られていたはずです。
    なぜなら、体を動かしたり、歌ったり、冗談を言うことは、このタイプの人には、呼吸をすることと同じように大切だからです。

    時と場合を見極めるセンスがプラスされると、この原型を持っている人は、どの職業を選んでも、人気者になれます。

    この原型の人が真面目な職業についている場合、気をつけないと、ブランドを上手に構築するのが難しくなることもあります。
    神父、葬儀屋などの仕事をやりながら、コメディアンの才能を使うのは苦しいものがあります。

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