この映画の主人公の少年は、「世の中の良くするためには?」という問題の答えとして 「一人の人が3人の人に良いことをする、そしてその3人がそれぞれ3人の人に良いことを...これを繰り返すと、世の中がよくなる」と思いつきます。
この映画に感動して始めた「小冊子無料配布」のペイフォワードが約1年で40万冊になってしまったことには私自身驚いています。
この「ペイフォワード」にちなんだ皆さんのお話しを是非聞かせてください。
ペイフォワードしました!されました!
このコーナーではこのテーマをご紹介していきたいと思っています。
皆さんのペイフォワードおもしろエピソードを どうぞ書き込んでくださいね。
投稿日 | ペイフォワードストーリー |
---|---|
2007/09/29 ゆらりさん ( 長崎県 女性 33才 ) |
やっと渡せたバトン。
3日前、フランス人カップルが突然私が働く薬局に訪
れ、英語しゃべれるかと聞いてきたのでふむふむと聞 いてると、女の人が、日本では処方箋でしか出せない 薬がいますぐほしいとのこと。 婦人科の病院を探したが、日本語をしゃべれないこと を理由に断られたり、近所の病院も医師が不在だった り。 あれこれ迷い、おそらくここなら大丈夫だろうと緊急 案内で教えてもらい、やっと見つけて、タクシー乗り 場まで案内し、日本語で症状を書いてこれをドクター に渡すようにと紙を渡してお別れした。 無事を祈りつつ、どうなったかなぁと気にはなってい たが、その後、彼女は私がお休みの日に、クッキーを お礼にともってきてくれていた。 英語でお役に立てたことはもちろんうれしい。 だけど、なんだか私もやっとペイフォワードできたの かな。 ”受け取ったものを次の人に渡す。” 何年も前、京急の羽田空港駅で右左もわからない私を 見かねた見知らぬおじさんが、わざわざ桜木町まで一 緒についてきて、お昼ごはんまでごちそうになったと き、その時、受け取った恩をやっと次の人に渡すこと ができたのかな。 なんかそんな気もしたうれしい土曜日の午後。 |
2007/09/23 chiangmaikoさん ( 福岡県 女性 26才 ) |
本は旅に出ました。
4ヶ月前にタイのチェンマイでヨガ・マッサージの学校
をはじめました。走り出したばかりなので、まだお金 持ちではありませんが、本田先生がおっしゃっている ように、仕事が大好きです。お店の1階もリビングみた いで、アパートにいるよりもお店にいるほうが好きで す。好きなことをやって生きていると、残業も休日出 勤も気になりませんね!(来なくてもいいのに…、と いわれたり。) そこに2週間ほど前、21歳の日本人の男の子がとふとお 店にやってきました。夜9時ごろでちょうどお向かいの 人とご飯を食べていて、マッサージ師も帰ってしまっ た後。わたしでよければ、と言ってその子に1時間マッ サージをしました。その1時間、その子といろいろな話 をし、次第に彼は将来に不安があること、とても悩ん でいることを打ち明けはじめました。だけど、彼は普 通の大学生と比べると意志が強くたくましい子。家が 会社経営をしているのに自立したいがために実家を飛 び出し、技術系の大学に奨学金で行っているというエ ナジー型反抗児。なかなか気に入って、う~ん、何と かしてあげたい!と思い、(といってもこの年頃で悩 むことは大事なことでもありますよね。)先月末日本 から戻る際に空港で購入した本田先生の本「ユダヤ人 大富豪の教え」(恥ずかしながら本田先生の本を読ん だのはそれが初めて)を買ったばかりだし、内容は濃 いからおしいなあ、と一瞬思ったんですが、気がつい たらもうバッグから出してました。えい!思い切って あげてしまえ!「きっとこれを読んだら元気になる よ!」って。 それからこんなうれしいメールを数日前にもらったん です。 <こんにちは。元気にされていますか?日本は安倍首 相の辞任で揺れています。 チェンマイでお世話になった○○○○です。無事帰 国することができました。あのあと帰国までの間にま いこさんにもらった本を熟読させていただきました。 あの本を読んだ感想は...ほんとに出会いはタイミング よく訪れるものなんだなと思いました。これからのこ とで悩んでいた自分にとって、完全に当てはまること ばかりの内容でこの本を読んで、これからの自分に対 する考え方が見えてきました!! この旅でふと通りかかった店に入って、偶然まいこ さんと出会えたことに本当に感謝しています。 まいこさんと出会い、この本をもらい、自由に生き ること、豊かに生きることの定義が自分の中で確立し た気がします。自分はまだ学生なので可能性がいっぱ いです。いろいろ考え、いろいろ体験し自分の夢に近 づける努力、自分の好きなことを続けるためにはどう したらいいか考えながら生活したいと思います。 また、チェンマイに行くときがきたら是非まいこさ んの店に行き成長し、充実してる自分を見せます。 P.S 地球の歩き方にお店を投稿させていただきまし た。> ああ、あげてよかった。すごくうれしかったです。も う大成功!といった感じで飛び上がるほど。それを本 田先生にお伝えしたくてメールを送ろうと、HPを検索 したところ、ペイフォワードというところに行き着き ました。きっと彼もその本を助けたいと思う人にタイ ミングよく渡すのではないかと思います。 |
2007/07/16 Y.Kさん ( 福岡県 女性 47才 ) |
みんなあったかい
地下鉄でのできごと。
老夫婦が乗ってこられました。 ひとつ空いていた席にまず ご婦人がかけられまし た。 横並びのその席はつめたら後 1人くらい座れそうで す。 ふとそのご夫婦に気付いて その席の方たちが ほぼ同時に 一斉につめて(知り合いでもないそれぞ れの方たちでした。) 綺麗にひとり分の席があきま した。 そこで ご主人のほうも 空いたその席にすんなりとご夫婦揃って かけること ができました。 これ、たぶん知っているのは私だけです。 その譲ってもらった(席をつめてもらったご主人も) そのつめた方たちも、誰も気付いてないです。 とてもあったかい気持ちになりました。 あったかい方たちの シンクロです。 何度思い出しても あったかい気持ちになります。 |
2007/06/24 S・Bさん ( 京都府 女性 39才 ) |
不完全なきんぴら
ある夕方、自宅近くのスーパーマーケットに買い物にでか
けた時の事、土曜の夕方の為忙しそうな人たちで混雑して いました。カートを押しながら買い物をしていた私のくる ぶしに(素足でスニーカーを履いていた)衝撃が走りまし た。背後の若い女性のカートの車輪が私のくるぶしに激突 したのです。痛みと衝撃にかがみこむ私を見ることなく、 その女性は小声で「すみません」と言いカートを押してさ っさと去っていきました。衝撃が去った後、夕食にする予 定のきんぴらに入れる鷹の爪を探していた私は間が悪いこ とにちょうど彼女の後ろを足を引きずりながら歩く羽目に なってしまいました。私が追いかけてくるように見えたの か、彼女は私を見るなり逃げて行ってしまいました。彼女 に悪気はきっとちっともなかったに違いありません。がそ れにしても痛がっている私に大丈夫かの声をかけてもよさ そうなものです。 痛みと「この女ぁ~」という怒りの衝動がたち去るのを待 ちながら私は考えました。 きっと彼女は急いでいたのね、のんびり前を歩く私にいら いらしたのかもしれない、忙しいあまり自分の目的を果た すことだけに集中して周りが見えてなかったのね、余裕を なくしていたのね、と。 それは私自身にも十分に当てはまることでした。そしてそ ういう人、案外多いのではないでしょうか? その時にはそのことによって犠牲になることや人に注意を 向けることがありません、思いやりがどんどんなくなって いくだけです。私はくるぶしが痛かっただけだけど、もっ と深い傷を負わされる人がきっと一杯いることでしょう。 ニュースで取り上げられる多くの事件ももしかしてこうい ったことが原因ではないかと思うに至りました。 そして同時に傷つける側もまた犠牲者なのではないかと思 うのです。 毎日の職場のストレスやお金の問題、思うように生きられ ない不満を抱えて生きる人もまた犠牲者なのです。自分を いじめ他人にも八つ当たりをする。それが大きな事故や世 間を騒がすような事件に発展するのでしょう。 それを考えていたらやがてくるぶしの痛みが消え、「この 女ぁ~」という怒りから彼女への理解へと変わっていった ように感じました。 そして、以前の私も彼らと同じだった、でも今後はストレ スフルな生き方をして自分をいじめ他人に八つ当たりした り思いやりを忘れるような生き方をしないぞと強く誓いま した。 ライフワークについて考える今日この頃、皆が好きなこと をして幸福なストレスのたまらない世界こそが平和を生む のだなあと改めて考えさせられる出来事でした。 ただ惜しいことに夕食のきんぴらにぱらぱらかける白ごま を買い忘れてしまい、不完全なきんぴらになってしまった ことだけが残念です。 |
2007/05/27 だいすけさん ( 茨城県 男性 30才 ) |
アートセラピーのプレゼント
半年ぶりくらいに学生時代の友人から連絡があり、ア
ートセラピーのお誘いをうけました。その友人から、 旅行の誘い、お酒の場の誘い、恋愛の話の連絡はあっ ても、そういうことはめったにない!と、興味津々で 参加しました。当日は、からだでも、普段あまり意識 のされない部分、お腹、をこすったりしながら、何か 体のほうがぽかぽかと温まっていくのがわかり、緊張 していたからだ、表情も何かすごくリラックスしてき て、心まで癒されていくようでした。その後、水と粘 土をつかって、自由に自分を表現していきました。陶 芸をやっているようで、すごく自分と粘土が一体化す ると同時に、子供時代の感覚が蘇ってくるようで自分 も癒されていくことが体で感じました。仕上げに、ク リスタルボールという楽器の音(鐘の音より、丸い感 じの美しい響きです)の響きに寝ながら身をゆだねま した。最後、参加された方たちと輪になって、体験後 の感想や感じたことをシェアしていくうちに、参加す る前と後では、なにかみなさん(自分も含めて)表情 も変化しているようでした。Kさん、ペイフォワー ド、心から感謝です。最近、こちらのHPをみていて も気づかされることが多いんですが、色々なものを自 分は受け取っているんだなということに気づかされま す。渡すことをちょっとした気持ちを変えるだけで、 無理なく自分の中でも色々渡せそうだということに気 づかされます。ありがとうございました! |